日本の食文化を学ぶ外国人の仲間達

料理屋三船[東京 六本木] 徐 偉博(ジョ イハク / 中国)

初来日は2011年。
中国の大学では、外国語学部で日本語を専攻していました。
現在、日本の大学院に通う学生です。

日本人は皆優しく接してくれるので、日本に来る前よりも来日してからの方が日本のことが好きになりました。

■日本でのアルバイト歴は?

ファミレスのキッチンからスタートし、レストランのホール、お土産屋の販売などを経験してきました。日本語の上達とともに接客業に従事できるようになり、仕事の幅が増えてきたと感じているところです。

■このアルバイトを選んだ理由は何ですか?

もともと飲食業が好きなこともありましたが、日本を知るには食文化を学ぶことが一番早いということに気付いたためです。
今のお店(料理屋三船)は外国からのお客様が多いので、中国語や英語を使える点でも非常にやりがいを感じております。

■日本の食文化で興味深い点は何ですか?

和食は何を食べても美味しいので大好きです。
日本の食文化で面白いところは、洋食を和食にアレンジしてしまうところ。
例えば、コロッケやハンバーグは恐らく洋食が起源であるはずなのに、それを日本流に美味しく変化させて和食と呼んでしまうところ。
日本人もそれを柔軟に受け入れて和食として堂々と食しているところが面白いです。
日本人の料理を美味しく変化させてしまう舌と技術には驚くことが多いですね。

■JAPAN QUALITYの印象は?

安心・安全・正確です。
日本人はとても真面目なので、レストランでも同じことが言えると思います。

■これから日本に来る後輩へのメッセージは?

大きな目標を掲げることも大事だけど、目の前にあることを真面目にコツコツとやる方が必ず大きな成果を挙げることが出来ると思います。
日本に来たら言葉の問題に直面し、ストレスが溜まることもあるでしょう。
だけど、一気に成し遂げようとはせずに、目の前の問題からクリアするよう心掛けた方がいい。
私自身、勉強もアルバイトも毎日真面目に取り組むことで日々成長を感じています。
(厨房→ホール→販売員→接客)

田舎蕎麦 いのくら[東京 六本木] ミラット(バングラデッシュ)

2004年に来日しました。
バングラデッシュでは数学と英語の教師をしておりました。
その後、貿易会社で勤務していた時に日本とのやりとりがあり、経済大国である日本への興味を抱き始めました。

■海外から見た日本は

日本は経済大国であり、バングラデッシュにもインフラなど多額の援助をしてくれています。
日本人は皆お金持ちであるといった印象があり、自分も日本に行けばお金持ちになれると思っていました。

■日本の印象は

日本人はまじめでうそをつかない。
人に騙されないように気を付けていたバングラデッシュとは大きく違う。

■飲食店でアルバイトをした理由

日本に来て一番驚いたのは、食べ物が全部おいしいこと。
特にお米が大好き。
飲食店で働けば日本の食事がとれるからという単純な理由から始めました。
中華料理での勤務経験もありますが、やはり和食が一番美味しいし、色々な食事を扱っている居酒屋を選びました。

■飲食店で勤務して一番うれしかったこと

日本人は皆優しいのですが、常連のお客さんに可愛がってもらったときや、お客さんから感謝の声をもらった時が一番うれしいです。
日本人ではない私を褒めてくれたり、励ましてくれたり、お客さんの近くにいると色々と嬉しいことがあり励みになります。

■これから働こうとする留学生へメッセージ

日本が好きで日本を学びに来ているのなら、日本の食文化を知っておいたほうが絶対にいい。
母国にはない食文化を知ることは、その国の人の考えを学ぶことに繋がる。
帰国した際に、その国の説明をするのには食文化伝えることが一番わかりやすい。

最後に
東京オリンピックが開催される2020年まで日本にいたい。
日本でたくさん稼いで帰国した時に日本と関われる仕事に就ければよいと思っています。

英会話講師 リナ・ヨンソン(スウェーデン)

初来日は2006年の観光。2009年に留学のために再来日しました。
日本文化、特に映画が大好きで日本語学校卒業後は映画関係の学校に通っておりました。
その後、米国の大学進学と、母国でWeb関係の会社に勤務しましたが、
日本が大好きなのでまた来日してしまいました。

■日本のどのようなところが好きですか?

日本人の他人を思いやる心や、気遣いがとても好きです。
例えば、皆で使う道具があったら、次に使う人のために使いやすいように向きを揃えたり、
きれいに並べたり整頓したり、日本人特有の優しさを感じる瞬間です。

■日本のお正月を体験して

今年のお正月は、日本人の友人の家で日本の昔ながらのお正月を体験しました。
着物を着て「おせち料理」や「お雑煮」をファミリーで食べて初詣にも行きました。
心が洗われるというか、精神の深い世界に導かれるような不思議な感じでした。
また、おせち料理にそれぞれ意味があることにも驚きました。
全ての事柄に道徳的な意味を持たせるところは、日本人らしくてとても好きです。

■日本の飲食店の特徴

外国人が日本の飲食店に入りづらいと思うところは、どんな料理が出てくるのか分からないからだと思います。
例えば、お寿司屋さんのメニューは「たこ」「いか」「まぐろ」など魚の名称だけですし、メニューを見ても「唐揚げ」など名称だけで調理方法や味付けまで記載していないことが多いので、外国人にはイメージしにくいのかも知れませんね。

■英会話講師として

TRFの英会話講師になろうと決めた理由は、「JAPAN QUALITYを世界に広めて日本のファンをつくりたい」という会社の理念に共感したからです。
日本には世界に誇れる文化が沢山あります。世界中が日本に恋すると思います。
私も日本に恋をした一人ですが、この理念を世界中の人に伝えて行きたいと思っています。
英会話講師という仕事を通じて、一人でも多くの外国人に日本の素晴らしさを伝えるお手伝いが出来たらいいですね。

神屋流 博多道場 八丁堀店[東京 八丁掘] パウリーナ(イタリア)

初来日は2014年。
母の実家がコロンビアだったので、スペイン語、イタリア語、英語を話すことが出来ます。
日本語は難しいけれど、早く使いこなせるようになりたいです。

■日本の印象は?

日本に来るまで、東京は渋谷のスクランブル交差点みたいに人込みで溢れ返っている街だと思っていましたが、東京には大きくて静かな公園もたくさんあるので驚きました。
今は公園を散策するのが楽しみになっています。

■日本でどんなことを学びたいですか?

日本のファッションに興味があるので、渋谷の街も大好きです。
アニメの影響もあるのでしょうが、外国から見ると日本の個性的なファッションは海外でもかなり人気があります。
日本語学校を卒業したらファッションの勉強をして、将来は日本で働きたいです。

■日本の食事で何が好きですか?

もともとシーフードが好きなので、刺身と天ぷらが大好きです。
母国の和食レストランで刺身は食べたことがありましたが、日本の刺身は鮮度と切り方が美しいので更に美味しく感じます。

■学校で教えてくれない日本文化を学ぶ

日本が好きで日本食が好きな私にとって、飲食店で働くことはとても幸せなことです。
お店の仲間もとても親切で面白い方ばかりなので、いつも笑ってばかりです。
学校よりも日本の文化をたくさん学んでいます!

■日本で働くということ

初めのうちは、日本人の真面目で仕事が丁寧なところに驚いていましたが、この国では当たり前のことなのですね。
日本で働くと、アルバイトでも責任感が身につきます。
この店で日本人の友人をたくさん作って、私の知らない日本文化を学んでいきたいです!

神屋流 博多道場 馬喰町店[東京 馬喰町] 孫 倩(ソン セイ / 中国)

初来日は2014年。
日本の教育と文化を勉強しに来ました。
日本のことを色々学んで、将来は日本の教育機関で働きたいと思っています。

■日本の好きなところは?

日本のきれいな環境と日本人の礼儀マナーが好きです。
特に他の人に迷惑を掛けないようにするところがとても好きです。
日本の街にゴミが落ちていないところなどが物語っているのではないでしょうか。

■日本の料理について

日本の料理はすごくきれいだと思います。
盛り付けを例にとっても、見えるところだけでなく、細かいところにも気を配って料理を提供しようとしています。この辺りは日本人特有の気質なのではないでしょうか。
私は博多道場の焼き餃子が大好きです。
母国では水餃子が一般的で、焼き餃子は“翌日に残った調理”という考え方でしたが、日本で食べる焼き餃子はとても美味しいので驚きました。

■日本の興味深いところ

日本の変わっているところは、うまく国際化しているところです。
ラーメンや餃子は中華料理ですが、日本流にアレンジして日本の料理にしてしまっている。
しかも、どれも中華料理とは別の方向に発展して美味しい料理にしてしまう。
日本人の繊細な部分と、料理に対するこだわりがそうさせたのでしょうか。

■日本の飲食店で学んだこと

『お客様が満足したら、自分も満足する』『お客様が楽しくなったら、自分も満足する』(原文のまま)
これは、私がこのお店で会得したことです。
学校でもたくさんの日本文化を学ぶことができますが、私は飲食店で働きながら日本人の考え方や、日本文化をたくさん学ぶことが出来ました。
将来、教育者の道を歩んだときに、きっとこの考え方が役に立つと思います。
店長さんやお店のスタッフは親切ですし、私に色々なことを教えてくれる先生です。
たくさんの日本の友人が出来ただけでなく、日本のことがもっと好きになりました!